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2022.11.04
【青年部「旭タイム最終章」高校生によるビジネスコンペ最優秀賞発表!
「旭タイム」とは神辺旭高校と神辺町商工会青年部がコラボして行う総合的な探求を目的とした授業。
今年7月に青年部の参加事業所の学校説明会を行い、10月に学生が考えたビジネスプランを発表してもらい、今回はその学生の考えたビジネスプランの講評と最優秀チームの発表を行いました。
たくさんの学生が参加してくれた事もあり、最優秀賞の選考が難しく、参加事業者のみなさんは最後まで悩まれていました。
開催場所は神辺旭高校の第2体育館。総勢236名が65チームに別れ、それぞれ対象の事業者のプランを考えていただき、事業者は最優秀賞の1チームを選出していただきました。
まずは、岡崎部長の日栄産資(株)
こちらは「フレキシブルコンテナの素材を活用し、新商品を開発しよう!」というテーマでプランを考えていただきました。「素材を生かした災害時用のテント」というプランが最優秀賞を受賞しました。
岡崎部長は今回の「災害時用のテント」という案を生かして「災害時にも使用できる自立式パーテーション」の試作品を準備していただきました。
これから製品化の実現に向けて検討したいとの事。
次は(有)藤井リボン工場の藤井社長
こちらで製造している「眞田紐」を使った新商品を開発するというテーマに対してプランを考えていただきました。こちらは弓道の弓を収納する「弓袋」に眞田紐を使用するというプランが最優秀賞を受賞。これは現役の弓道部の学生が考案してくれました。
藤井社長はこの日の為にその「弓袋」をこの短期間で製造してきてくれました。眞田紐を使った弓袋はとても相性が良く、雰囲気マシマシの一品に仕上がってました。弓はオブザーバーで参加してくれた久保鉄工の久保さんの私物を使用。
制作したこの弓袋は最優秀賞を受賞したチームに贈呈され、考案した学生も大興奮でした!
次はフジトラベルの荒川弥生さん。今年出産されたBabyはオブザーバーで参加してくれました。発表の際は河瀬委員長が子守で大活躍してくれます!
こちらは、「高校生をターゲットにした旅行商品の開発」というテーマでプランを考えていただきました。
最優秀賞にはキャンプなどをツアーに盛り込んだ「ツアキャン」チームが選ばれました。それ以外にも販促に使えるようなヒントをくれたプランがあり、そのアイディアを実際に採用するなど、他にも優秀なプランが多かったようですね。
最後は健康発酵生活舎の広川益光さん。
こちらは自社で販売されている「酵素玄米ごはん」の新しいネーミングを考えるという内容でした。さらに本当にその名前が採用されたら「酵素玄米」を1年分プレゼント!という学校の授業の域を超えた特典付きです!
その最優秀賞は「美米 / be my」!ターゲットの若い層にマッチするとってもCOOLな名前です。しかも、この「美米 / be my」は実際の商品名に採用されるとの事!最優秀賞を受賞したメンバーにそれぞれ「酵素玄米」を1年分プレゼント!思わず広川さんに「ほんとにいいんですか〜」と聞いてしまいました!もちろん最優秀賞を受賞したメンバーは大満足でした!
最後に学生からの謝辞を頂戴し、授業は終了となりました。
今回、はじめての取り組みでしたが、実際にこれを機に新しくビジネスが進んでいく事業所などもあり、結果として本当に内容の濃い事業となりました。
高校の授業の一環としてという事で、これだけたくさんの学生たちが参加してくれる事業は青年部活動としても、とても貴重な経験でした。今回の「旭タイム」で学生たちに神辺の事業所に興味を持ってもらい、神辺町商工会青年部の存在を認知してもらえたのではないかと思います。
今回の「旭タイム」は来年発行予定の「MeetsかんなべVol.2」でも取り上げますので、またそちらもお楽しみに!
組織活性化特別委員会 副委員長 小林 真大