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2023.03.08
【青年部】神辺旭高校で高校生のプレゼンを聞いてきました!
2023年3月8日(水)に神辺旭高校の総合的な学習を目的とした授業「旭タイムⅠ」に参加してきました。
「旭タイムⅠ」は、1年生を対象に実社会で起こっている課題を「より身近で」「より具体的に」考えてもらい
学生それぞれがアイディアを持ち寄り、それからチームで解決策を考えていくという授業です。
1月の授業では神辺町商工会青年部から(株)かこ川商店の水主川社長が出前授業を行い
【ゴミ・廃棄物と思っているもの】
⇒資源・必要としている人がいる
⇒お金になるかも?
⇒そのお金を何に使う?
という3ステップでアイディアを出し合い、それを実行するプランを考えるという課題を与えていました。
※1月の授業の様子はこちら → https://kannabecho.com/kannabe-all/kannabe-news/488/
今回はその課題に対して、学生それぞれがアイディアを出し合い、それをクラス毎にまとめたものをプランとして発表し、水主川社長が講評するという授業内容です。
参加生徒は約240人。6クラスの代表がiPadを使ってプレゼンしてくれました。
ペットボトルやアルミ缶、段ボールなどが資源になる事は知っていた学生も今回の授業を通して、資源の単価や収集方法などを調べ、どの資源の単価が高いのか?どうやったら効率的に回収できるのか?など実践的な事が学べたようです。
得たお金の目的が、被災地支援や保護動物支援、温暖化対策、緑化計画など社会貢献に使用するという意見が多く、高校生の問題意識の高さに驚きました。
岡崎部長も感心しながら学生のプレゼンを拝聴しております。
他にもたくさん面白いアイディアがあり、参加された水主川社長も「実際にやってみようかな」とその気になる場面も!
最優秀賞を受賞したクラスは「ペットボトルやアルミ缶を収集し、得たお金で学校の装飾をグレードアップさせたり、部活動に使用する」といった内容でした。得たお金で教室を飾る事で授業をより楽しめるようにし、部活動の支援をする事で、神辺旭高校のモットーである「文武両道」を達成するといコンセプトが評価されました。
最後に学生からの丁寧な謝辞をいただき、充実した授業時間となりました。
今回は参加賞として、かこ川商店さんから全員に家庭用スポンジがプレゼントされました。
神辺町商工会青年部はこの1年「旭タイム」を通して約480人の学生と関わってきました。
その中で新しい発見や出会いがあり、お互い多くの学びがあったのではないかと思います。
また新たな年度が始まります。
こういった地域の学生との事業、つながりを絶やす事なく、引き続き一緒に歩んでいければと思います。
組織活性化特別委員会 副委員長 小林 真大